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妊娠のメカニズム

妊娠までの7ステップ

子宝を願う方が望む妊娠とはそもそもどうなればいいのか?
妊娠にいたるメカニズムを7つのステップに分けてご紹介します。



【ステップ1】卵子の成熟

卵子は卵巣の中にある卵胞という袋の中に蓄えられています。

脳には脳下垂体という卵巣に指令を出す器官があります。卵巣はその指令を受けてホルモン(卵胞刺激ホルモン)を分泌し、卵子を成熟させます。


卵胞は月経初期には8mmぐらいの大きさですが、ホルモンの作用で成熟し排卵前には18〜20mmの大きさになります。



【ステップ2】排卵

卵胞が成熟し18〜20mmの大きさに達すると、脳下垂体から卵子を飛び出させるホルモン(黄体化ホルモン)が分泌されます。

その指令を受けて大きくなった卵胞が破け中にある卵子が卵巣から飛び出ます。
これが排卵です。


排卵によって飛び出た卵子は体内で24時間生存します。しかし実際に受精可能な時間は6〜8時間とも言われています。




【ステップ3】ピックアップ

卵胞から飛び出た卵子は子宮につながる卵管という管に吸い上げられます。

卵管の先の卵管采という部分が手のような形になっており卵子をキャッチします。これがピックアップと呼ばれる機能です。


ピックアップされた卵子は卵管の一番太くなっている卵管膨大部という場所で精子と出会います。




【ステップ4】精子の移動

射精された精子は子宮の入口である頸管を通過し赤ちゃんが宿る子宮体部へ入ります。

さらに子宮内をさかのぼり子宮から卵管内へと進みます。そして卵管膨大部で卵子と出会います。

精子の生存期間は通常2〜3日。長いもので1週間ほど生きるといわれていますが、実際の受精可能器官は36時間程度ともいわれています。

また射精直後の精子には受精能力はなく、射精から5〜6時間後に受精が可能となります。



【ステップ5】受精

卵管膨大部で精子と卵子が出会うと精子は卵子の中に入り込みます。これが受精です。

精子の核と卵子の核が融合し受精が完了します。

この受精の結果できた細胞が受精卵です。




【ステップ6】胚分割

受精卵は2分割胚となり、受精から24時間で4分割胚となります。

さらに24時間で8分割胚へと分裂をくり返しながら4〜5日かけて子宮腔内へと送り込まれます。


そして受精から約6日ほどで胚盤胞と呼ばれる着床前の段階に達します。




【ステップ7】着床・妊娠

卵管から子宮へと送り込まれ、胚盤胞となって子宮内膜に結合します。これが着床です。

そして着床した胚盤胞が順調に発育し、妊娠が成立します。







  妊娠の確率

妊娠に至るまでには、このようなたくさんのステップがあります。

まったく問題がない夫婦が子宝を望んでも1年で20%、2年で10%は妊娠に至らないと推測されます。

まったく問題のない夫婦がピッタリのタイミングでも妊娠する確率は20〜25%と言われています。

晩婚化、ストレス社会や添加物まみれの食事、さらに環境汚染や化学物質などにさらされる現在はその確率はさらに低下していると考えられます。

現代では思うように子宝に恵まれない状態は、決して珍しい特別な状態ではないといえます。











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